[Swift/SwiftUI]課金商品のデータ入力

目次

概要

前回の準備の続きになります。
ここでは課金する商品の設定に関して話していきます。

.storekitファイルの設定

前回はstorekitファイルを作成しました。

Auto-Renewable Subscriptions

主に設定するのは以下になります。

  • Reference Name
  • Product ID
  • Price
  • Subscription Duration
  • Localizations

Reference Name

ファイル名のようなもの。
何かに使用するわけではないが、開発者が見てわかりやすくするためのもの。

Product ID

データを取得する際に必要になる識別子。
後述するProductクラスのproductメソッドの引数で使われる。

Price

商品の価格。前回の地域設定で設定した単位になる。
スクリーンショットでは単位が「$」なので0.99になっている。

Subscription Duration

商品によるサービスを受けられる期間。これはComsumableとNon-Consumableは表示されない。
月額なら1Monthに設定するなど、サービスの更新時期に該当する

Localizations

購入時に表示される文言の設定。
ちなみに、ここが空欄のままだと正常に情報を取得してくれない。

.storekitファイルの連携

このままではただファイルを作っただけ。
アプリ上でこのデータを利用するにはEdit Schemeから設定する。

そして、Runの設定でStoreKitConfigurationの欄を先ほど作成したファイルに設定する。

これで準備は完了。
あとはソースコードを書いて実装していきます。