[Android/Kotlin]Activityのライフサイクル

目次

  • 概要
  • Activityとは

概要

KotlinでAndroidアプリを開発する際、特に呼び出さなくても書けば処理されるメソッドがいくつか存在する。
それらのメソッドの中で、適切なメソッド内で初期化を行ったりレイアウトを設定する必要があるため、まずはそれらの理解が大事。
理解しておかないと、「レイアウトの設定を行ったのに画面に反映されない」などといったことが起こることがある。

Activityとは

Activityは、要は画面を管理するもの。
画面一つにつきActivity一つあると思ってもらえれるとわかりやすいかも。
iOSアプリの見識があるなら、ViewControllerに当たるものと思ってもらえればいい。

Activityのライフサイクル

図1公式ドキュメントより引用

以下のメソッドが存在する。

順番メソッド名内容
1onCreate()最低限実装に組み込むメソッド。デフォルトで実装されている。
画面が表示された時に一回だけ呼ばれる。
また、以下の役割がある。
・データをセットする
ViewModel(Activityに対応する処理部分のクラス)に関連付け
・一部のクラススコープ変数をインスタンス化
2onStart()フォアグラウンドになって操作可能な状態になった時に呼ばれる。
3onResume()
4onPause()フォアグラウンドでなくなった時に呼ばれる。
つまり、バックグラウンドにした時に呼ばれる。
5onStop()新たに開始されたアクティビティが画面全体に表示される時に呼ばれる。
つまりは画面遷移時に呼ばれる。
6onDestroy()以下の場合に呼ばれる
・アクティビティの終了時
・デバイスの向きの変更やマルチウィンドウ モードなどでアクティビティが一時的に破棄される時

参考ページ
公式ドキュメント Androidデベロッパー「アクティビティのライフサイクルについて」