【GAS/LINE WORKS】Botにオウム返しをさせる – 可能性を求めて ~Seeking Star~

概要

Botに何かメッセージを吐かせるには、以下の手順が必要になる。

LINE WORKSでアカウント作成
LINE WORKSでプロジェクト作成
Botの作成
GASで認証をする
GASのプログラムとBotを結びつける（コールバックの設定）

まず基礎として、メッセージをLINE WORKSで

ソースコード

function doPost(e) {
  if (e == null || e.postData == null || e.postData.contents == null) {
    console.log("error")
    return;
  }
  var requestJSON = e.postData.contents;
  var requestObj = JSON.parse(requestJSON);
  var sendMsg = requestObj.content.text;

  let env = getEnv_()
  env.userId = requestObj.source.userId

  LINEWORKS.userMessageSend(env, sendMsg);
}

function getEnv_() {
  return {
    CLIENT_ID: [Client ID],
    CLIENT_SECRET: [Client Secret],
    SERVICE_ACCOUNT: [Service Account],
    PRIVATE_KEY: "-----BEGIN PRIVATE KEY-----\n[Private Keyの内容]\n-----END PRIVATE KEY-----",
    DOMAIN_ID: [DOMAIN ID],
    ADMIN_ID: "[ログインする時のID]",
    BOT_ID: [BotのID]
  }
}

デモ動画

詳細

LINE WORKSでアカウント作成

公式ページの「今すぐはじめる」のところからアカウントを新規作成する。
この点は問題なくできると思う。ちなみに、今回は開発なので「管理者として始める」を選択して必要事項を入力していく。

LINE WORKSでプロジェクト作成

Developers Consoleのページから「アプリの新規追加」を押下する
アプリ名を入力して「同意して作成する」を押下する
アプリの説明を何かしら入力して「保存」を押下する

プログラムを書く

GASはスプレッドシートの「拡張機能」->「Apps Script」から作成する。

Botにメッセージを送らせるには以下の箇所にアカウントやbotのデータを送る必要がある。

function getEnv_() {
  return {
    CLIENT_ID: [Client ID],
    CLIENT_SECRET: [Client Secret],
    SERVICE_ACCOUNT: [Service Account],
    PRIVATE_KEY: "-----BEGIN PRIVATE KEY-----\n[Private Keyの内容]\n-----END PRIVATE KEY-----",
    DOMAIN_ID: [DOMAIN ID],
    ADMIN_ID: "[ログインする時のID]",
    BOT_ID: [BotのID]
  }
}

CLIENT_ID
CLIENT_SECRET
SERVICE_ACCOUNT
1. Developers Consoleのページから左端の「API」->「ClientApp」を選択
2. 今回実装を行なっているプロジェクトを選択
3. 以下の画面が表示されるので、そこに以下の項目のデータがある。
- CLIENT_ID
- Client Secret
- Service Account

PRIVATE_KEY
1. Developers Consoleのページから左端の「API」->「ClientApp」を選択
2. 今回実装を行なっているプロジェクトを選択
3. Private Keyの項目の「発行 / 再発行」を押下してファイルをダウンロードする。
4. エディタで開くと（メモ帳とか）文字列の羅列がある。それらの改行をすべて「\n」に置き換えて一行の文字列にした後、上記の「PRIVATE_KEY」に格納する。
DOMAIN_ID
Developers Consoleのページの右端に表示されている