Swiftの変数定義の基本形は以下になります。
var 変数名: 型名 = 初期値
こうすることで変数を定義することができます。
いわゆる、変数を格納するための「箱」を用意することになるのですね。
例えば、整数型の変数を定義する場合は、以下のように書きます。
[swift]
var level: Int = 99
print("Lv \(level)")
[/swift]
実行結果
Lv 99
また、場合によっては今後変更したくない変数もあると思います。
例えば、何かのデータの名前とか。ゲームとかならキャラクター名の名前とか。
そういうときは、以下のように、上書きできないように定数として定義することができます。
let 変数名: 型名 = 初期値
結果、定数に対して何か上書きしようとするとエラーになります。
[swift]
let level: Int = 99
level = 100
print("Lv \(level)")
[/swift]
実行結果
コンパイルエラー
エラー内容は以下です。
Cannot assign to value: ‘level’ is a ‘let’ constant
要は、「変数levelは定数だから代入できません」と言われています。
余談ではありますが、定義の部分は省略することができます。
そして、変数の型は初期値によって自動的に決められます。
例えば、以下のように設定されます。
[swift]
let level = 99 // Int型になる
let rate = 3.5 // Double型になる
let name = "女神官" // String型になる
[/swift]
ですが、どんな変数として定義したか、他の人からもわかりやすいように、基本的には型は書いておくべきです。